こんばんわ
外カノのTAKUです。
中国人(外国人)の彼女がいる身として、自分はどれぐらい普通の人と違うのか?というのを知りたいなと思って、毎年の国際結婚の総数などを調べてみました。
分かったことは、思ったより年々その婚姻総数は低くなっていってたんだなって事です。
イメージとしては、年々高くなっていると思っていたのですが、実際はそうでもなかったんですね。
ただ、タイトルでも記載しました通り、2006年以降減少し続けていた、外国人との婚姻も2014年あたりから底を付けたようなグラフになっており、よくよく調べていくと、何となく今後の傾向が見えてきましたのでご紹介させて頂きます。
日本における婚姻総数と国際結婚の対比
青い棒グラフが日本における婚姻総数で赤い折れ線グラフが国際結婚の数です。
日本での婚姻総数は1990年代以降下がり続けている
1983年以降1990年代後半まで日本の婚姻総数は横ばいが続く。
2000年以降は急激に下がっており、下げ止まる傾向さえ見られない状況です。
国際結婚 2006年に向けて急増するが、それ以降は激減
国際結婚の総数は1983年以降2006年に向けて右肩上がりに上がっています。
これは、飛行機などの交通面でのインフラ整備に加えて、インターネットによる国際化の波が婚姻にも及んでいたのが、年代としても分かりますね。
そして、国際結婚総数は2006年をピークにつけて2014年まで右肩下がりで下がっています。
国際結婚 2013年以降 底を打ったような横ばい
2013年以降は横ばいが続いて、2014年まで下がり傾向にあった国際結婚の総も底打ちしたのかな?というグラフに見えます。
つまり、ここからもう一段の下げが来るか、上げに転じてくるか…というように見えますね。
グラフのまとめ
これらの事から2006年以前に何らかの国際結婚に影響する大きなイベントがあったのだなという予測が経ちます。
そのため、その年代のイベントを探してみました。
2000年-2005年にかけて世界的に行われたこと
まず発見できたのが、2000年に国連にて「国際組織犯罪防止条約人身取引議定書」が採択されています。
これは読んで字のごとく、偽装結婚や人身売買に対して厳しくしようという目的ですね。
確かに国際結婚の数を示す赤い折れ線グラフでは2001年~2003年にかけて小幅な下げが見られます。
しかし、2003年以降再び上げに転じているのが分かりますが、これは日本での対策の遅れによる最後の需要だったことが、2005年に行われた法改正より予想できます。
2005年には、ようやく日本でも正式に人身売買罪に対する「刑法等の一部改正案」(含む入管法改正)が施行されて、その翌年2006年からは一気に減少し続けています。
ちなみに、この入国管理法改正でパブなどでの興行ビザでの入国が難しくなったことは国際結婚に大きく影響したでしょうね。
まとめ
これらの事からわかるのは、2006年以降はすべてとは言いませんが、本来あるべき国際結婚の実数にだんだんと近くなっていったという事を意味するのかもしれません。
そして、2013年以降はその下げ圧力も解消されて、本来ある実数のなかで上昇傾向ができているのかなというのが個人的な予想です。
こっちも参考にしてね
青い棒グラフは日本人同士の婚姻数で、赤い折れ線グラフは日本における国際結婚の割合です。
こちらのグラフではより顕著に2013年以降、「婚姻総数に占める国際結婚の割合」がアップトレンド気味だなというのが分かります。
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